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駒詣 3

翌朝5時に「雨は止んでいるけど、ガスで日の出見れないよ」というしいちゃんの声で目を覚ます。

サッサと布団の中で着替え(いつもお手軽着替え)で、外へ出てみると、ガスガスだった。

朝食はシカ肉ソーセージと、コーンスープ、そしてフランスパンを浸して。
これもシェフ手作りといただきものだそう、パン以外。
「美味しかったよとても。ありがとう」

去年はガスで中門岳に行かなかったけど、今年は行ってみよう。
hidamariさんは内職で小屋に残ることに

駒を巻き稜線を進む。「晴れますように・・・」ぜんぜん晴れず

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前にしいちゃんがすってんころりんした傾斜した古い木道には、杭がいっぱい。助かります。

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しいちゃんは写真を撮りながら、それを待つ安曇野さん、私は先に進み、3人バラバラで向かいます。
静かな中門岳への稜線。草紅葉が美しい、咲き終わったりんどうや金色の穂を付けたネバリノギラン。霧に包まれた幻想的な世界を一人で歩く。

昨日小屋で話した女性2人組さんとすれ違うと、「中門岳はとてもよかった。
霧の包まれていたのが、素敵だった。」と、話していた。

そして中門岳に到着。別世界のようでした。

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お二人を待ち、帰りにミヤマリンドウが咲いているのを見てウキウキしながら、駒山頂へ。

「10時までに帰ってきてね~」と言われていたけど、後10分で山から下り小屋に行けるかな?
滑りそうな木道をひたすら下って、大池では小走り~。何とか間に合った。

小屋前で皆さんと談笑して、写真を撮り、さようなら。
駒の姉さまがベンチ下まで見送ってくれました。「元気でね。また来年。」

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来る時より紅葉している登山道、ひたすら下って、DSC_0497.JPG

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この木が見えたら、あとちょっと。
「またね。」と、手を添えてあいさつして、そして階段を降りる。



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先に温泉その後蕎麦ということで、
燧の湯で生き返り、キリンテへ。大きな虹を見た。
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「お父さん、よく登ったね。って、エールを送ってくれているんだよ」と、
しいちゃんがご主人を讃えていて、じーん。

今年で食堂を閉めるという「みやまえ食堂」さんで、
美味しい縫そばとはっとうを食べる。

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お隣にはみやまえ小屋という藁ぶき屋根の家屋、中に入ってよいよと、おかみさんが言ってくださり、入ると、囲炉裏があった。
そこは懐かしい匂いがした。

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それは父の生家の匂い、祖父が釜土で料理して、祖母はその隣にちょこんと座っていたあの家と同じで、入ったとたん昭和の頃、幼かった頃にワープしたようだった。

hidamaariさんとこちらでさようなら。
「本当に忙しい中を、今年も一緒に登って、たくさんのごちそうをありがとう。」と言いたかったけど、胸が詰まって言えなかったよ。

そしてまた岩槻まで3人で帰って行き、そこで安曇野さんとしいちゃんと別れて。
「ありがとうございました。回り道してここまで来てくださり、本当にお世話になりました。」と、
従姉妹の家の路地で車を見送り、そして家路につきました。

今年も無事に駒詣をすることができました。

5回目。ここまでにいろいろな人が参加して続けている。
それぞれ皆今を懸命に生きている人たち、いつかまたいっしょに登りたいね。

長くて写真少なくて、ごめんなさい。
読んでくださりありがとうございます。

おしまい

追伸
駒みやげはhidamari工房、ねぶくろ坊や

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第5回会津駒(秋)  2

部屋でさっと着替えて、下におりてから、しばらく駒の小屋の窓越しから、駒の大池や雨に煙る山頂を眺めていた

ゆっくりとした時が流れ、ぼーとただ窓越しで過ごした

車の騒音もない、モーターが回るような機会の音も、電子音も、テレビの騒音もない。
池や地面に落ちる雨音だけが聞こえてくる

まったりとした時間はなかなかない、雨の日の山もよいものだなあ・・・


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後から登ってくるhidamariさんが、水場を出てきっともうすぐ稜線に出る頃だろうか。
雨がだんだんと強くなってきた。「大丈夫かな?慣れた山道だからきっと平気だろうけど・・」

炊事室では、国道の駒登山口のバス停から3時間弱で登ってきたいうソロの山女子Yちゃんが昼食中。
私の住む市のお隣でご近所さん、姓も名前もとても似て「すぐにおぼえられるわ~」などと笑いあったり、小屋だとすぐに初対面でも話が弾むものだ

hidamariちゃんが雨の中を元気に登ってきた。

しばらく休んで夕飯準備。
本日の山ご飯はhidamariシェフ担当。どんなお食事かな。楽しみたのしみ~

まず大なべにhシェフが下ごしらえしたキノコたくさんのスープを入れて、沸騰するまで煮込むこと5分。

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「シチューとリゾットどちらがよい?」に、3人とも「リゾット」と答え、
フリーズドライの帆立クリームリゾットと、お昼のあまり生姜ご飯おにぎりもお鍋へ。

出来上がったキノコクリームリゾットは大変おいしかったです。

そして、お次はhシェフがいただいたのシカ肉を特製たれに付け込だお肉と野菜をたくさん入れたシカ焼肉。

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血抜きが上手いのですね。臭みが全くなく柔らかく、たれも美味かったです。

駒の兄様姉さまも参加で、兄様がブナハリタケ炒めを作ってくれて、これまたすごく美味しいキノコでした。お肉のような濃厚な味に、皆感動。



食後はデザートに栗のパウンドケーキに生クリームと甘栗をトッピングしてくれて、
それからここに集う皆の”バースデイパーリー”のはじまりで~す。

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hシェフがチユーップのカタチのおもちゃに火をつけるとぱっと花びら広がって、
”Happy birthday to you” と電子音が鳴りながら、キャンドルが回るのでした~


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もう皆で爆笑、手を叩き一緒に歌ってみたり、各地から集った山ノボラーはパリピ(パーティーピープル)に変身して大賑わいでした。

4分割してそれぞれ持ってあがった荷物の中に、「何でこんなおもちゃ持って山に登るんだろうか?」と、このパーリーのためだったんだね。

とても盛り上がるキャンドル、hシェフはFacebookの広告見てポチしたそうでした。

美味しい山ご飯と全員バースディパーティは、午後8時の消灯時間でパリピはそれぞれ自分の寝床につきました。

「こんな早くには眠れないけどなあ~」と思っていると、頭のすぐ先から寝息が聞こえてきた。

早起きの山やさんたちは横になったと思うや即行眠りについたようでした。はやっ~
寝つきが悪い私もいつの間に眠り、朝まで爆睡したのでした。

のろのろ更新でごめんなさい。
続きます。
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第5回会津駒詣(秋)

6年前「会津駒ヶ岳に登りたい。」と言い出したのはの私でした。

若草の登山部隊長よしころんさんが、秋に日帰り登山を計画してくれたが、
その直前に一緒に行くことを楽しみにしていた一人が膝を痛めて、止む無く中止となった。

翌年秋に初めて夢にまで見た会津駒ヶ岳登山と駒の小屋に泊まることができたのだ。

hidamariさんとおじーが道案内してくれて、sizukuさんと4人で登ったのが第一回目。

翌日によしころんさんとのぶさんが登ってきてくれて、皆で朝食を小屋の前のべんちで食べたね。

いつしかこの山登りと駒の小屋に泊まることを「駒詣(こまもうで)」と、呼ぶことになって、
毎年の恒例行事になったのです。

そして5年目の今年は~。
7月の最終週予定していたのに、登る日も下る日も降水確率80%以上。
中止となりました。

皆の予定が合わない夏を過ごし、再度計画を秋に仕切り直し。

10月1日
天気予報は晴れ、下る日は曇りのち雨。
日曜の夜に出て、途中で安曇野さんとsizukuさんご夫妻に車に拾ってもらい、hidamariさん家へ向かった。

翌朝、彼女が用意してくれたバナナヨーグルト、ジャガイモのポタージュとトーストを食べて、
燻製卵をショウガ入りの混ぜご飯を包みおにぎりにして、持って行きます。

そうそう今年の駒詣のメンバーは若草長女のsizukuさん、ご主人の安曇野さん、hidamariさんと、4人です。

登りはhidamariさんは後からの出ることとなり、三人で滝沢登山口から登り始めた。

曇りで気温は低め、それでもあの最初の水場までの急登では汗がどば~。

去年はヘリポート辺りで過呼吸でヘロヘロで、重い荷物をhidamariさんに分けもってもらい、
どうにか登れたことを踏まえて、リュックを軽量の物に換えて、EOSは持たずにとにかく、人には迷惑掛けずに登ると決めた。

前日によしころんさんから、「登りは前屈みにならないように、口からゆっくり息を吐き、酸素をしっかり吸うように」と、アドバイスをもらい、それを実践してみた。

去年とは打って変わって息も上がらずに水場まで登った。
ゆっくり休みを取りながら登山口から2時間。

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水場で一人1.5L給水(これは炊事用)、合間に湧き水を飲んでいると、生き返るおいしさ。

さあここから稜線に出るまでもなかなか長いのだ。
少しずつ秋色に染まる樹林帯、ブナやミズナラも段々と染まっているね。

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お天気がたまに太陽が出たと思うと、どんどん曇ってやがて小雨が降りだした。
三岩の稜線が見えてきて、石段が長く続き、それが終わるとあと少し。

追い越したり追い越されたりしていたおじさん2人が、「後からの人が塩分不足のようだから、
ちょっと補給してあげて」と、声をかけてくださり、

3人は稜線まであとちょっとのところで、お昼にしました。

燻製卵入りショウガおにぎりのとってもおいしかったです。(写真撮るのを忘れた)

そして稜線へ。

そこからもうしいちゃんは写真撮り、前に進まなかったね。

私は早く駒の小屋に着きたいので先を行き、安曇野さんは奥さんとともにカメ足となりました。

そして小屋に着くと、駒の姉さまが、「よく来たね~。夏が雨で中止だから、もう今年は無理かと思ったよ」と、1年ぶりの再会で、嬉しさがこみ上げて泣きそうになるのだった。

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先がなかなか進まないので、ひとまずここまでにします。
続きます。
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